思い出それぞれ、お餅つき。
2022年12月28日
毎年恒例の餅つき大会が今年も無事行われました。
連日のように寒い日が続いていたり、
冷たい雨が雪に変わる日があったり、
飛ばされそうなほどの強い風が吹いたり….。
じつは、当日を迎えるまで餅つき大会が開催できるか不安でした。
しかし、皆さまの思いが届いたようで、
朝から青空の広がる一日でした。
皆さまの見守る中、
炊きあがったばかりの熱々の餅米が石臼に入ります。
冷たい空気の中にホクホクと白い湯気が立ち上がると、
皆さまの目もキラキラと大きくなりました
「よいしぉっ!」「はいっ!」
「よいしょぉー!」「はいっ!」
大きな掛け声が響きます。
ぺったぁ~ん!、ぺったぁ~ん!
皆さまにも参加していただきました。
杵を手に、
ぺったぁ~んっ!
ぺったぁ~んっ!
すると・・・
「主人がむかしこうしてやっていたのを思い出すわ」
「懐かしいわ~」
と昔を思い出されていたり、
男性の方は杵を持つ手に力を込めて餅をつくその姿に、
若き日のお姿が垣間見えたような気持ちになりました。
私たちが大切に想う「おひとりおひとりの原風景に寄り添う」こと。
そんな時間を共有させていただけたように感じた一日でした。