ある日の出来事
2020年1月7日
日々子どもたちと過ごしていると、思わず笑ってしまうことや、なるほどと考えさせられることがたくさんあります。今回は、その中から、いくつかのエピソードをご紹介したいと思います。
「紳士」
職員に「トントンして」と寝かしつけを頼んだ幼稚園児の男の子。職員と一緒にベッドへ向かうと、自分の枕を差し出し、「俺の枕で夢見てええで」と言ってくれました。温かい気持ちになりつつ、「ありがとう」と枕はお返ししました。いい夢見れたかな?
「乙女心」
七五三参りの準備をしている時のこと。髪の毛をセットしてもらっている女の子を見た男の子が、「かわいい!きれい!」と褒めていました。すると、それを見ていた別の女の子が「一人だけ褒めるのあかんで!!!」と拗ねてしまいました。「髪型が変わって褒めてるんだよ」と伝えると、照れていました。やっぱり“かわいい”って言って欲しいよね。
「ここで働かせてください!」
小学生の男の子の将来の夢は、「双葉学園の先生」になること。ある日、園長先生に「学園で働きたいです!」と直談判に行きました。園長先生からは、「先生になるためにも、まずはしっかり勉強してください。お仕事も探しておきます」と言われ、「はい!」といいお返事。以降、「なぁ、俺仕事手伝うで?」「電話はいつでもとるからな。」と、何かと仕事を探してくれています。