生活習慣病の専門医を招き、健康セミナー開催

12月7日（土）、ファボール星陵デイサービスセンターで、「ファボールいきいき健康セミナー」を開催しました。
このセミナーは、ご利用者やそのご家族、地域の方々を対象に、「高脂血症」「高血圧」「糖尿病」といった生活習慣病を日々の暮らしの中でいかにして予防、改善していけばよいか、その具体的な方法について知っていただこうと企画されたもの。講師として、東京から新宿つるかめクリニック糖尿病内科の洪秀樹先生をお招きし、講演を行っていただきました。

洪先生は、国立循環器病センター医長や東京医科歯科大学医学部臨床教授などを歴任され、長年にわたり生活習慣病の治療に携わってこられた専門家です。3年前までは、ファボール泉が丘の介護予防ルームで、地域のご高齢者を対象とした介護予防のための「健康支援講習会」の講師を毎年つとめていただいていました。

当日は、17名の方が参加。洪先生のお話に皆さん熱心に耳を傾けておられたのはもちろん、講演後の質疑応答では、活発な質問が寄せられました。
「ウォーキングは生活習慣病予防に効果があると言われているが、毎日どのくらいの距離を歩けばいいか？」「足が悪く歩けない場合は、どんな運動をしたらいいか？」「お酒はやっぱり飲まないほうがいい？」「たくさんの種類の薬を服用しているが、飲み続けていいか心配で…」などなど、どの質問も、ご自身の事情から出た切実な内容です。それらに対し、洪先生は、おひとりおひとり丁寧に、わかりやすく、明確なアンサーを返されていました。その様子は、「セミナー」というよりも、まるで診察室の中での医師と患者のやりとりのように親密なものでした。

好評のうちに終了した「ファボールいきいき健康セミナー」。今後はシリーズ化し、より多くの方々に参加いただくことで、地域の皆様のお役に立ちたいと考えています。